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精度ばちばち君
KLAU PPK

後処理方式高精度測位システム

KLAU PPK-J Desktop for DJI RTK
標定点は必要なし
標定点の設置不要
国土交通省の出来形管理要領に準拠しています。
固定局は必要なし
固定局不要
UAV用固定基地局の購入や現場での設置作業などは一切不要です。
携帯電波も必要なし
インターネット接続不要
山岳部や谷間などGPSが干渉しずらい現場でも、後処理方式であるため高精度な補正情報が取得可能です。

KLAU PPKシステムとは


KLAU PPKシステムは、豪州国の広大な鉱山で培われたより緻密で統合化された地形測量システムです。DJI製品をはじめとしたあらゆる汎用UAVに搭載可能な「KLAU PPK UNIT」と、取得したデータを後処理補正するためのソフトウェア「KLAU PPK-J Desktop」によって構成されています。KLAU PPKシステムは、仮想基準点を用いた後処理キネマティック方式(Post Processing Kinematic)を採用しているので、RTKのような現場での携帯接続環境の確保や基準局の設置は一切不要です。また、数キロに渡る飛行範囲でも正確な位置情報を求めることができます。

KLAU PPKシステム |ワークフロー


KLAUPPKシステムの主なワークフロー

KLAU PPKシステム|活用のメリット


GCP設置数の大幅な削減

GCP設置数の大幅な削減

アクセスが困難な災害地や、広範囲で高低差のある現場などGCPの設置が不可能な場所においても、高度な位置座標の取得が可能です。

あらゆる汎用UAVに搭載可能

あらゆる汎用UAVに搭載可能

DJI社製カメラおよびその他一眼レフカメラに幅広く対応。システム導入時にはレンズキャリブレーション情報も同時提供。

高精度な位置座標が取得可能

高精度な位置座標の取得が可能

XYZ方向の誤差±5㎝以内の高精度測量を実現。

河川、港湾や災害現場などどこでもラクに高精度測量


標定点レスでUAV(ドローン)写真測量はもっとカンタンに。一度使えば戻れない、RTK方式を超える±3cm精度の秘密は…?

どこでも楽に高精度測量がKLAUPPKで実現可能

後処理方式高精度測量システム「KLAU PPK」はより親しみ易く知って頂き、関西弁が指し示す、ばちばち(=バッチリ)な精度を体現するため”精度ばちばち君”という愛称になりました。

UAV写真測量業務の約35%が標定点設置作業!?


当社調査では、UAV写真測量業務に占める割合で、標定点設置に関わる作業時間は全体の約35%でした。それらは全て人が手作業で行う必要があり、特に山間地や河川・港湾、災害地などでは標定点の設置自体が容易ではありません。その業務を極限まで減らすことが、生産性を高める大きなカギとなります。

ドローン写真測量の業務に占める割合は35%人力作業

”精度ばちばち君”は現場で飛ばすだけ!ラクに写真測量!

標定点は必要なし

標定点とサヨナラ

2020年春に国土交通省の出来形管理要領に準拠したことを受け、公共工事を含む国内の様々な現場において、「標定点を100m毎に設置」とされていたところを、検証点のみを用いて測量精度を確保できるようになります。

固定局は必要なし

固定局とサヨナラ

専用ソフトにより適切な仮想基準点情報を自動的にダウンロードし、高精度な後処理補正が施されるため、VRS配信業者との契約、UAV用固定基地局の購入や現場での設置作業などは一切不要です。

携帯電波も必要なし

携帯の電波とサヨナラ

ネットワーク型RTK方式のようにリアルタイムでの補正情報の取得を必要としないため、現場でインターネット接続が必要ありません。山岳部や谷間などGPSが干渉しずらい現場でも、後処理方式であるため高精度な補正情報が取得可能です。

写真測量業務の作業工程が大幅に削減!

固定局なし、標定点なし。なのに誤差は±5cm以内?


国土交通省が定めた公共測量などで基準とされる、水平・垂直共に精度±5cm以内をクリアすることができる秘訣は、PPK測位方式(後処理キネマティック方式;Post Processing Kinematic)を採用したことです。現地で取得したデータを電子基準局からの位置情報をもとに後処理補正をかけることで、高精度な位置情報が取得できます。さらに、UAVに搭載されるカメラレンズには個体差があり、それを弊社独自のノウハウによるレンズキャリブレーションを実施することで歪みを補正し、誤差±3cmを実現します。

従来手法によるUAV写真測量と精度ばちばち君を使用したPPK方式によるUAV写真測量

レンズキャリブレーションをおすすめする理由


測量用UAVにレンズキャリブレーションをおすすめする理由

カメラのレンズには個別に歪みが存在します。汎用的な測量ドローンにおいても同様に、レンズ1つ1つに個体差があります。それを補正するため、屋内などで簡易的にキャリブレーション作業を行うのではなく、実際のフィールドでドローンを飛行させることで、各レンズが持っている固有の歪みを高精度に補正する値を測定することができるのです。

レンズキャリブレーション実績例

メーカー提供による値

レンズキャリブレーション実績例 メーカー提供による値

誤差5cm以上

補正後の値

補正後のレンズキャリブレーションの値

誤差5cm以内

SkyLink Japanのレンズキャリブレーションサービスは、1台ずつ、特設フィールドで正確に調整を行っております。お手持ちのUAVやカメラをお預かりして調整することも可能な有償サービスですので、お気軽にご相談ください。

キャリブレーション実績一覧

DJIZenmuse X7 24mm
 Zenmuse X7 35mm
 Zenmuse X4S
 Zenmuse X3
 Phantom 4 Pro(カメラ付き機体 )
 Phantom 4 Pro(カメラ付き機体 )
Phase OneSchneider Kreuznach 35mm LS f/3.5
 Schneider Kreuznach 55mm LS f/2.8
 Schneider Kreuznach 80mm LS f/2.8
SONYFE 28mm F2 ( SEL28F20 )
 Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA ( SEL35F28Z )
COSINAVoigtlander HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical E-mount( SONY用 )
MicaSenseRedEdge-MX
Carl ZeissZEISS Ventum 2.8/21 E-mount(sony用) / フォーカス固定レンズ
*記載のないレンズに関してはお問い合わせください

汎用UAVに搭載できる”精度ばちばち君”


汎用UAVに搭載できる精度ばちばち君

“精度ばちばち君”は、あらゆる汎用UAVに搭載可能な『KLAU PPK Unit』と、取得したデータを後処理補正するためのソフト『KLAU PPK-J Desktop』によって構成される統合化された地形測量システムです。お手持ちのUAVへの搭載することも可能ですのでご相談ください。

精度ばちばち君専用ユニットと後処理補正ソフト

KLAU PPK UNIT の特徴

1.機体と完全独立したシステム

「KLAU PPK UNIT」は、カメラシャッターとGPS内部時計を精密に同期しており、1ms以内の正確なシャッター信号の取り出しを行っています。したがって、あらゆる速度で高精度なカメラ位置推定を実現しています。

2.様々なUAVに取り付け可能

軽量コンパクトなKLAU PPK UNITはUAVに簡単外付けできるため、様々な汎用機に取り付けることが可能です。

新しいユニットにバージョンアップ! 常に進化し続けます

精度ばちばち君KLAUPPKユニットバージョンアップ
1.視認性UP!

重要情報の視認性が大きく向上。シャッターを押した際のイベント値や捕捉衛星数の他、座標位置等、数値化された詳細な情報が確認可能に。

2.効率性UP!

USBメモリのフォーマット化を、ユニット上で完結可能に。PCとドローンを往復する手間がなくなり、測量作業の効率性が改善。

3.拡張性UP!

拡張性をもたせた設計となり今後様々な機能の搭載が可能に。

専用ソフト「KLAU PPK-J Desktop」でラクラク後処理

”精度ばちばち君”のユニットに無償付帯する専用ソフトは、わずか数ステップで後処理と任意の座標系への変換を行います。DJI製の測量UAV(Phantom4 RTK/Matrice210V2 RTK/Mavic3E)に特化した「KLAU PPK-J Desktop for DJI RTK」もラインアップされています。

DJI製のドローンに特化した専用ソフト「KLAU PPK-J Desktop」でラクラク後処理

補正データは専用ソフトでラクラク自動ダウンロード!

1.日本語対応

インターフェ―スは全て日本語に対応しているので、操作に迷うことなく直接的に扱うことができます。

2.後処理用補正情報自動ダウンロード機能を搭載

後処理に必要な仮想基準点情報について、飛行場所や時間をユーザー側で指定することなく自動的にサーバーから取得。補正情報一年間無償ダウンロードサービスが付帯します。

3.機体とGNSSアンテナ間の位置を高精度に補正

UAVが飛行中に傾斜する影響で、GNSSアンテナとカメラの中心およびジンバル間には、3次元的な位置の相違が発生します。機体のIMU情報を用いてこの差を補正し、各写真の正確なカメラ中心位置を決定します。

4.世界測地系から日本測地系への変換機能を搭載

デフォルトの座標値および楕円体高に対して、セミ・ダイナミック補正後の日本測地系(JGD2011)および、日本のジオイドモデル(GSIGEO2011)への変換に対応。変換後の値を使って3次元点群復元やオルソモザイク画像作成などの処理を行うことが可能です。

測量・計測ソリューション一覧

DJI 測量用UAV 専用位置情報補正ソフト
[KLAU PPK-J Desktop for DJI RTK] の詳細はこちら

DJI測量用ドローン専用位置情報補正ソフトウェアKLAU PPK-J Desktop

KLAU PPK保守サービス|License&Support


KLAU PPK初年度保守サービス

  1. ご購入初年度:KLAU PPK UNIT1式ご購入につきKLAU PPK初年度保守サービス無償付帯
    *二年目以降のサービス継続ご利用は「KLAU PPK延長保守サービス」への加入で可能となります。
  2. 弊社正規代理店による技術サポートを提供
  3. KLAU PPK-J Desktop上での補正情報のダウンロードサービスが保守期間内無制限で利用可能
  4. ご契約期間内にリリースされたKLAU PPK-J Desktopの最新バージョンの取得が可能
  5. ユニット及び関連部品の動作に不具合が発生した場合に回数無制限で点検および修理見積もりが可能
    *機体の動作確認は除く

KLAU PPK延長保守サービス

二年目以降より加入いただけるKLAU PPK延長保守サービス(有料)は、初年度保守サービスを引き続きご利用できる他、レンズキャリブレーション及び精度保証の実施証明書の発行(保守期間内1回)が受けられます。

ご利用されたお客様の声


「測位情報取得から補正処理までを一貫して自社で行える完結したシステムなので、長期的に見ればコスト削減にもつながる上、更には実際の画像データの位置補正が社内で行えるので、補正データを間を置くことなしに検証できるという点に大変魅力を感じました。」
―――――― 50代男性 建設コンサルタント会社 常務取締役
「公共測量にはマニュアルがあるので対空標識は必須で、枚数を減らすことはできない。だけど本システムを使うことによって精度は上がりますよっていう話はできる。あとは、対空標識を置けない現場でも代用できるので、お客様に説明するときに信頼を得やすくなりましたね。他社ではできないことがうちにはできるという自信につながりました。」
 ―――――― 40代男性 建設コンサルタント会社 課長

KLAU PPK 検証レポート一覧


製品ごとの様々なテスト・検証の結果をご紹介しています。
製品の導入前にご参考ください。

KLAU PPK精度検証レポート
測量業務におけるKLAU PPK活用検証データ
KLAU PPK J-Desktop for DJI RTKを活用したMATRICE 210 RTK V2精度検証
KLAU PPK for RedEdge-MX 精度検証

KLAU PPK 各資料ダウンロード:

KLAU PPK よくある質問一覧:https://skylinkjapan.com/klau-faq/

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